Science of the Secondary #13: Rubbish

シンガポールのAtelier Hokoによる、ちょっと可笑しくて真面目な探求が続く雑誌、Science of the Secondary (取るに足らない科学)。13号目のテーマは日々生まれてきてはゴミ箱へと送られる、あるいは公共の場で打ち捨てられ人々を困惑させる「ゴミ」。

潰された缶、折り畳まれた紙、千切られた包装紙、など何かがゴミへと変化する過程、ゴミが私たちを不快にさせること（シールが剥がしづらかったり、あるいはビール瓶が公園に無遠慮に放置されていたり）、球状、棒状、粉々だったりさまざまなゴミの形状とそれらへの対処、もはや使い用のないけれどもゴミとして捨てることのできない小さなもの…あるいは、本のページがしわくちゃになっていたらそれを伸ばしてみるか、不良品と判断するかと問いかけるページは実際にしわくちゃになっていたりなど、人間の暮らしから切り離すことのできないゴミとの関係性を、美しい写真やクールなコラージュと共に考察する。

*本号に日本語訳は付属しません。

softcover
46 pages
250x175 mm
color
2022